ブロックチェーン BlockChan技術が次世代の金融インフラ云々、騒ぎが暫くあったがいつものようにそろそろブームが冷めてきた様子。Hyperledger Fabric (https://www.hyperledger.org/use/fabric)が実装するオープンソースとして一世を風靡し、大手各社(日立ソリューションズら)が取り組んでいることを派手アピールしている。
しかし自分はこれはオープンソースの研究レベル以外進捗は絶対無い、と見込んでいる。商用へのチャレンジなどと勢いづているが、金融商社等で当たり前に行われている受注・海外送金は従来からのSWIFTという高度なセキュリティで精巧に運用されているが実態。LC信用状決済を伴う場合は国内銀行での手形保証以上の信用課題があり、これらの信用取引すっ飛ばしたような、台帳を分散させて持つという時点でそこの本当に振込しようとする人がいるだそうか?分散台帳でを重要取引を軽々とやろうとする、取引実施者がそう簡単に現れるわけは思えない。技術固執者の夢想と煽り→その扇動に翻弄されるプログラマーらの限界の調査で収束する。
で「ブロックチェーン」という単語が情報処理試験問題にもついに登場し、
令和2年度10月 情報処理安全確保支援士試験(SC)での出題文言としては、
「問5 ブロックチェーンに関する記述のうち、適切なものは?」
→答え:『ハッシュ関数を必須の技術として、参加者がデータの改ざんを検出するために利用する。』と来た。実態はこの程度の認識なのだという事。分かっている人は分かっているのだ。